『双子なんですが・・・』
『顔は似ていても、性格が違うんです』
鑑定に来られた双子の方がよくおっしゃる言葉です。
「命術」と呼ばれる
四柱推命、西洋占星術、紫微斗数など
生年月日時という生まれたときに定められた
不変的な情報を基に占う占術であれば
双子はまったく同じ生まれ持った
性質や才能や宿命をもつということになります。
まして
双子は独立するまでは同じ両親と同じ家に住むという
環境までもが同じということになります。
ところが
自我が芽生えて思春期ころからは
幼少期は一緒であった性格に
色々な差が出始めてきます。
では、何が違ったのでしょう?
変わったのは
「家族の態度」
「本人の意識」
だと思います。
当然
幼いころは二人一緒の扱いを受けてきましたが
大きくなれば「兄・弟」や「姉・妹」など
家族はそれぞれに期待する「役割」を与えてきて
双子たちもこの「役割」を演じるようになります。
さらに
自我が芽生えてくれば
当然のように
鏡のような存在の双子の相手とは
歩む道を意識的に変えて行こうとします。
これが冒頭の
『顔は似ていても、性格が違うんです』
という発言になっていくんです。
では
双子は「占い」で違いがあるのでしょうか?
答えは一緒です。
「鑑定書」も同一のものとなります。
やはり
もって生まれた「宿命」は変わらないのです。
一見違ったように見える性格も
「素因」は同じとなります。
目立ちたがりの「素因」があれば
片やスポーツで、片や勉強で
物事を突き詰める「素因」があれば
片やオタクで、片や研究者で
などなど
お互いの表現方法が違うだけで
もって生まれた「素因」は変わらないのです。
同じ「宿命」でも
どういった方法で自己表現するかは
それぞれの個人に託せられます。
ここが面白ところで
同じ「宿命」でも個人の自由意思で
「運命」を変えられるということです。
『宿命は変えられないが、運命は変えられる』
ということです。
この自由意思で選んだ道を互いに進むことで
違った経験を積み重ね
双子の「運命」に開きはでてくると思います。
ただし
吉凶の「運気の流れ」も同じように
双子には押し寄せてきます。
たとえば
双子が同じように夫婦仲が悪くなったとしても
片や離婚を選び、片や努力して再出発するなど
同じ象意が双子に押し寄せて来ても
お互いの選ぶ道でその後の人生は変わって行きます。
悪い流れであっても
大難が小難、小難が無難に転ずることも
可能だということです。
逆に良い流れであれば
大きな花を咲かせることも
小くとも色鮮やかな花を咲かせたりすることも
可能だということです。
このように
いつも鑑定を通して
学ぶことが数多くあります。
「どんな境遇にあろうとも人生を選ぶことも変えることも可能である」
このことを双子の鑑定は教えてくれます。
