| キーワード | 智恵、学問、研究、引き立て、干渉、依存、心配、不安 |
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「知恵の運」の10年テーマ
「知恵の運」の10年が巡ってきました。学びの10年間です。
この激動の時代を生き残るには、固定観念や既成概念を壊して新しい価値観をつくり出す必要性が問われています。しかし、無から有が生じることはありえず、先人たちが積み重ねてきた多くの知恵を学ぶことで、失敗を繰り返すことなく、次に活かすことができるのです。
この時代にクリエイティブな創作やイノベーションを起こしていくには、この先人より受け継がれてきた知恵を素直に継承していくことも必要とされるのです。
この「智恵の運」のステージは、社会に拡張していったり、変革を起すような時期ではなく、「学び」を通して知識を得たり、理解を深めることで、内面を磨き、充実させる時期です。教えをもらったり、教えを伝えるたりすることで、人間的な成長がもたらされていきます。
「創造の運」のステージが、今までの価値観を棄てて、あらたな自分との出会いを求めて、実際に自分で実践するような体験を通しての「学び」に対して、この「智恵の運」は、自分の内面を向上させるために、先人たちが発見や理解した知識を系統だてて、体系的に知識を得たり、理解を深めたりする「学び」の時期といえます。
ここでいう「学び」とは、単に学問を勉強するということのみならず、仕事であれば、上司や先輩の手ほどきとサポートで、体系的に必要なスキルを学んでいくこともそうですし、趣味や興味のあることに対して、先駆者や経験者から知識や技術の教えを乞うことでもあります。
また、子育ての方法を実母から援助を受けながら教えてもらうこともあるでしょう。従順に話を受け止めることのできる時期ですので、多くのこと知識を吸収できますし、多くのサポートも受けやすい時期だともいえます。
一方で、得た知識を逆に教える側の立場になることもあります。人間の思考は、他人に教えるプロセスにおいて、より考えが明確になっていき、あらたな視点で「学び」を得ることもあります。教える立場になって成長の機会を与えらることもあるでしょう。
このように、素直に「学ぶ」という姿勢によって、周囲から援助を受けやすい時期ですが、 その反面、必要以上に甘えて依存してしまったり、逆に、必要以上に干渉されたりすることも多くあります。
また、自分自身が教える側の立場であれば、ちゃんと教えようとするがために、過干渉になり過ぎる場合もあるので注意が必要です。
特に、母親をはじめとする両親や祖父母などの家族や身内との縁が深まる時期です。身内との縁が深すぎるゆえに、必要以上に干渉されたることが多くなり、年齢が若い時期に訪れると結婚や実家離れを遠ざけてしまうこともありえます。また、年齢を重ねてから訪れると、親との同居話や介護問題が発生する場合もあります。
また、この時期に、あらゆることに考え深くなるのは問題ではありませんが、無駄に深く考え過ぎてしまう傾向もみられるようになります。社会的な参加が面倒になって、親密な対人関係がもてないようになり、引きごもりのような生活に陥る可能性もあります。社会生活とのバランスをとりながら「学び」を深めていくようにしてください。
